初めて踏むベトナムの地

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無事にエールフランス機は、ホーチミン(旧サイゴン)の長い滑走路に着陸。
駐機のためのスポットへ向かいました。
機内の私は、初めての国に訪れるという不安と期待が入り混じったなんともいえない気分でした。
「なんとかなる」「やばいかもね」という二つの気分が心の中でぶつかり合って戦っています。

飛行機を降り、ベトナムへの入国審査は何の賄賂も要求されずにめでたく通過。
(当時はビザが必要でしたが、現在は15日以内の滞在ならノービザでOKのようです。但しパスポート残存期間が3ヶ月必要です。情報は流動的ですので、旅行の前に必ず確認を)
税関はあってなきものです。

いよいよ本当にベトナム第一歩です。
ところが、飛行機を利用しない一般人が入ってこれるエリアと、飛行機から降りて来た者しか入れないエリアの、ちょうど真ん中の境界線を挟んで、むこうとこちらでは、まったく別世界のように見えました。

私のいるこちら側は、飛行機を降りた客がごく僅かだったのか、他の客はツアー客の外人が多かったせいなのかわかりませんが、皆あっという間に居なくなり、妙に閑散としていて、残されたのは私ただ一人というような状況になってしまったのでした。
一方、境界線の向こう側は黒山の人だかりです。皆一様にこちらを見ており、その見ている目、目、目は、全て私に注がれているように感じ、その視線に釘付けにされた私自身は身動きが取れない状況に陥ってしまったのでした。

もしこのままあのラインを強行突破して、空港の外に出れば、あのたくさんの集団にあっという間に囲まれ、偉いことになりそうな予感が・・・・。
皆、私が出てきたら、どうやって自分のタクシーに乗せて、ホーチミン市内のマージンの入るホテルに誘導するか、ということを考えているに違いありません。
非常にギラついた目で、まるでカモが来たぜ。という風な目つきで私を見ていました。

さてどうやって、ここをくぐり抜けてホーチミン市内へ向かったらいいのか、思案のしどころというか、一つの試練となったのでした。
(つづく)

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