デリーのボッタクリホテル

ここでは、「デリーのボッタクリホテル」 に関する記事を紹介しています。
1995年2月19日 

さて、デリーに着いて初めての夜は、とんでもない夜だったのです。
ホテルの部屋は、普通の感じでまあ汚くもないのですが、
困ったことにホテルの従業員が勝手に部屋に入ってくるのです。

どういうことかというと、
トントンとノックをした後、こちらの返事を待たずに、いきなりドアを開けて入ってくるのです。
「ハロー、ジャパニ!」

今なら、「何で入ってきてんの?!」
とキレまくって追い返すところですが、まだウブな海外旅行に初めて来た私は、
遠慮がちにおびえながら、追い返すのが精一杯でした。
そんな私をカモと見た従業員は、次々にジュース、チャイ、石鹸、シャンプー、歯ブラシ、タオルなどの備品を、
ノックもせずにマスターキーで部屋に入り込んできては、売りつけようとするのでした。
売りつけるというよりは、サービスだから、お金は要らない、だから使えと言って使用させ、後からお金を請求するパターンです。極めて悪質な商法です。

何とか断りましたが、石鹸だけは半ば強引に置いていかれました。
この石鹸は2ドルという法外な値段をチェックアウト時に請求されることになるのですが・・

一晩中勝手に部屋に出入りされ、寝る時間がないと判断した私は、
部屋の備品である、デスクや椅子を、ドアの前に挟み込んで、ドアが開かないようにしました。
一晩中、従業員がドアを開けようして、苦労している様子でしたが・・・(笑)
そんな中で眠れない夜を過ごしました。

ああ、何で私はこんな所に来てしまったのだろう・・・?
と後悔しながら、早くも海外が嫌いになりそうでした。
しかし、こんな夜は、この後に続くインドをはじめ、他の国でもなかったですね。
この一晩だけが、今までの旅の中で、特殊な晩でした。

初の海外旅行、それもインドでの洗礼・・・
今から思い返すと何とも面白いです。


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